東京事変『教育』論現時点でのロック的頂点のひとつ 2004/11/26 本来ロックンロールというものは、”男の集団”である。その規定概念を破っている人がいる、 ”椎名林檎”である。 この人物について僕が知っている事は、博識、叙情的、 いわゆるミーハーでナルシスト。ともとれる。 ロックンロールでいう典型的な言葉に ”ロックバンドは3枚LPで解散”すべき。 的発言がある、この人は椎名林檎を3枚でやめた。 そして、東京事変。だ。 そして、このアルバムが示すとおり、普通は個人名になるところ、 が、バンドを組んでクルーにも作曲(有名レコード会社の人なのだろうか?)などをさせてみたりして、野心的でもある。というか、内輪にも儲けを? 的なところも情緒が垣間見られる。 そんな彼女はイマ最も男らしい女。 たおやかなるますらをぶり。を披露している。 楽曲はロックからパンク的なパワーポップ的な要素を 持ち前のリンゴ的歌唱力で存分に披露し、詩は刹那的でありつつ 共感を喚ぶ。器楽はどんどんうまくなっている様に思える。 今後にも期待したい。と思わせる存分に期待的な傑作である。 ジャンル別一覧
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